新幹線で新横浜ー新大阪を往復する場合の料金は下記の通り。
- のぞみ :28,780円
- ひかり・こだま:28,140円
新幹線の往復というと、「往復割引」や「回数券」などが真っ先に思いつきますが、往復割引は乗車券が1割引、回数券は正規料金の3〜5%割引程度です。正直、あまりお得ではありません。そもそも、新横浜ー新大阪は往復割引がききません。
では、どうすれば往復料金を安くできるか?
いくつか方法があるので紹介していきます。

サクッと!まとめ
- 新横浜ー新大阪を安く往復するなら「新幹線パック」が第一の選択肢。往復+宿で格安20,400円〜。他と比較しても圧倒的に安い。
- 新幹線きっぷ単体で往復の場合は、最安18,600円。
- ❶❷以外にも往復割引料金を安くする方法がある。
では、詳しく見ていきます。
往復料金ふくめ、新横浜ー新大阪の新幹線全般の格安情報はこちらで詳しくまとめています。
>横浜ー大阪【最安は9,980円】新幹線 料金の格安ガイド
目次(好きなところから読める!)
新横浜ー新大阪の往復の新幹線料金一覧
まずは、新横浜ー新大阪の往復の新幹線料金を一覧にまとめておきます。

新横浜ー新大阪の新幹線料金リスト(片道・往復)
安い順に並べると以下の通り。
※往復割引は適用されません。
新横浜ー新大阪 | 片道 | 往復 |
---|---|---|
トーキョー ブックマーク ※大阪発の日帰り限定 |
18,600円 | |
EXこだま ファミリー早特 |
9,980円 | 19,960円 |
新幹線パック | 20,400円〜 ※1泊宿代込 |
|
日帰り1DAY大阪 ※東京•品川発の日帰り限定 |
20,400円 | |
ぷらっとこだま | 10,600円 | 21,200円 |
EX早特21 | 11,100円 | 22,200円 |
EXのぞみ ファミリー早特 |
12,230円 | 24,460円 |
EX予約 | 13,290円 | 26,580円 |
e特急券 | 13,490円 | 26,980円 |
自由席 自由席(スマートEX) |
13,540円 | 27,080円 |
回数券 | 13,540円 | 27,080円 |
ひかり・こだま (スマートEX) |
13,870円 | 27,740円 |
ひかり・こだま | 14,070円 | 28,140円 |
のぞみ(スマートEX) | 14,190円 | 28,380円 |
のぞみ | 14,390円 | 28,780円 |
学割や障害者割引ほか、特定の人しか利用できない格安きっぷや割引は除外しています。
新横浜ー新大阪は往復割引がきかない!
新幹線で往復というと、往復割引があるじゃないかと思う人も多いでしょう。新横浜ー新大阪の往復割引はどうでしょうか?
JRの往復割引は、その区間の片道の営業キロが601km以上の場合に適用されます。往復割引が適用された場合は乗車券が1割引になります。(※特急券は割引になりません)
このルールに従うと、新横浜ー新大阪間は営業キロが600km未満なので、往復の場合は往復割引がききません。
【新横浜ー新大阪:往復20,400円〜】往復割引より断然安い「新幹線パック」

新幹線で新横浜ー新大阪を往復する場合、まずは「新幹線パック」を検討しましょう。
新横浜ー大阪の最安値は20,400円〜です。
往復料金が28,780円(のぞみ)ですから、「新幹線パック」は8,000円程度安いです。しかも「新幹線パック」は宿代込の料金です。

大阪ー横浜の新幹線パック

新幹線パックは 以下の2つがセットになった旅行商品です。
- 新幹線往復チケット(新横浜ー新大阪)
- 宿(ホテル、旅館)
セットになることで、料金が大幅割引になるのが最大の魅力です。新幹線チケットとホテルを別々に予約するよりはるかに格安です。
新幹線パックの特長はこんな感じです。
- 「新幹線+ホテル」セットで特別割引料金
- 新幹線の種類(のぞみ、こだま等)を選べる
- 新幹線の時間が自由に選べる
- ホテルのグレード(格安〜高級)を選べる
- 直前(3日前)まで予約可
- 2人予約がお得(1人予約だと割高になる)
新幹線パック最大の魅力は、やはり価格です。料金は時期によって変動しますので、最新料金は公式サイトでチェックしてください。
「新幹線パック」はどれくらい安いのか?往復割引料金を比較!
「新幹線パック」がどれほどお得か、もっと具体的に見てみましょう。
新幹線パックとその他の乗車手段の料金を一覧表にして比較してみました。下の一覧表では、往復料金に宿代(1泊6,000円と仮定)を加算しています。

新大阪駅ー新横浜駅 | 往復 | 往復+1泊 |
---|---|---|
新幹線パック | 20,400円〜 | |
トーキョー ブックマーク ※大阪発限定 |
25,500円〜 | |
EXこだま ファミリー早特 |
19,960円 | 25,960円 |
ぷらっとこだま | 21,200円 | 27,200円 |
EX早特21 | 22,200円 | 28,200円 |
EXのぞみ ファミリー早特 |
24,460円 | 30,460円 |
EX予約 | 26,580円 | 32,580円 |
e特急券 | 26,980円 | 32,980円 |
自由席 自由席(スマートEX) |
27,080円 | 32,080円 |
回数券 | 27,080円 | 32,080円 |
ひかり・こだま (スマートEX) |
27,740円 | 33,740円 |
ひかり・こだま | 28,140円 | 34,140円 |
のぞみ(スマートEX) | 28,380円 | 34,380円 |
のぞみ | 28,780円 | 34,780円 |
ご覧の通り、圧倒的に新幹線パックが格安です。
ただし、新幹線パックも時期によって料金が大きく変動します。とくに繁忙期は、必ずしも最安値とはいえませんし、希望の宿が取れる保証もありませんので、最新の料金は公式サイトで確認してください。
【新横浜ー新大阪:往復18,600円〜】日帰りきっぷで往復する場合
上で「新幹線パックが圧倒的に安い」と書きましたが、宿が不要な人(日帰り、実家帰省、友人宅宿泊など)もいるはずです。
その場合は、どうすれば格安にできるか?まずは、横浜ー大阪を日帰り往復する場合をみてみます。
大阪から横浜の日帰り往復なら「トーキョーブックマーク」|往復18,600円

大阪から横浜に新幹線で日帰り往復するなら「トーキョーブックマーク」が安くて便利です。大阪発限定です。

トーキョーブックマークはなんといっても料金がお得。
- 大阪ー横浜:往復18,600円
トーキョーブックマークのメリットは以下の通り。
- 大阪から横浜への新幹線往復が格安
- のぞみに乗車できる
- 特典付き(お土産クーポンや地下鉄1日券など)
- 一人でも利用可
- 3日前まで予約可
トーキョーブックマークはのぞみに乗車できるので時間的なメリットも大きいです。
大阪から横浜の日帰り新幹線は、まずトーキョーブックマークをチェックしましょう。
横浜から大阪の日帰り往復なら「日帰り1DAY」|往復20,400円

横浜から大阪に新幹線で日帰り往復するならJTBの「日帰り1DAY」が安くて便利です。横浜発限定です。

- 横浜ー大阪:往復20,400円
日帰り1DAYのメリットは以下の通り。
- 横浜から大阪への新幹線往復が格安
- のぞみに乗車できる
- キヨスククーポン3,000円
- 一人でも利用可
- 5日前まで予約可
日帰り1DAYはのぞみに乗車できるので時間的なメリットも大きいです。
横浜から大阪の日帰り新幹線は、まず日帰り1DAYをチェックしましょう。
トーキョーブックマーク、日帰り1DAYはどれくらいお得?
トーキョーブックマーク、日帰り1DAYと他の早割チケットを利用した場合の料金比較は以下の通りです。
日帰り新幹線 | 往復料金 (横浜ー大阪) |
---|---|
トーキョーブックマーク | 18,600円 |
日帰り1DAY | 20,400円 ※3,000円クーポン付 |
EXこだま ファミリー早特 |
19,960円 |
ぷらっとこだま | 21,200円 |
EX早特21 | 22,200円 |
ご覧の通り、横浜ー大阪の日帰りならトーキョーブックマークまたは日帰り1DAYが格安です。
日帰り1DAYは3,000円クーポン付きなので、実質的に「EXこだまファミリー早特」や「ぷらっとこだま」より圧倒的にお得です。
【新横浜ー新大阪:往復19,980円〜】新幹線きっぷ単体で往復する場合
ここまでは、「宿泊あり」もしくは「日帰り」で横浜ー大阪を往復する場合をみてきました。しかし、いずれにも該当しない場合もあります。
上述した「新幹線パック」や「トーキョーブック」といった格安の往復チケットを利用できないときは、片道の新幹線を往復で購入する必要があります。
こだまを利用すると新幹線料金が安くなります。
横浜ー大阪のこだま乗車なら「ぷらっとこだま」|往復21,200円

横浜ー大阪を安く往復するなら「ぷらっとこだま」がおすすめです。
- 新大阪 ー 新横浜:往復21,200円
ただし、時間は少しかかります。
新大阪ー新横浜は4時間程度。もちろん「ぷらっとこだま」はひかりにも乗車できません。
「ぷらっとこだま」は下記のような格安きっぷです。特徴をまとめました。
- 東京ー横浜ー名古屋ー京都ー大阪の新幹線が格安
- こだま乗車+1ドリンク付
- 前日まで購入可能(Web予約は5日前まで)
- 指定席乗車
- 片道/往復、上り/下り利用可
- 一人から利用可
横浜ー大阪のこだま格安チケットとして人気の高い格安チケットです。
二人以上の利用なら「EXこだまファミリー早特」が最安!|往復19,960円

利用人数が二人以上なら、より格安のチケットがあります。「EXこだまファミリー早特」がおすすめです。
- 新大阪 ー 新横浜:往復19,960円
「EXこだまファミリー早特」はJRの会員サービス「エクスプレス予約」または「スマートEX」で予約・購入します。まずは会員登録をしましょう。
「EXこだまファミリー早特」は下記のような格安きっぷです。
- 東京ー横浜ー名古屋ー京都ー大阪の新幹線が格安
- こだま乗車
- 3日前まで購入可能(Web予約)
- 指定席乗車
- 片道/往復、上り/下り利用可
「EXこだまファミリー早特」は早割きっぷですが3日前までOKですし、予定が変わった場合も簡単に変更・キャンセルできます。使いやすい格安チケットです。
のぞみで往復なら「EX早特21」
やっぱり時間がかかるはイヤだからのぞみがいい、という人は「EX早特21」です。のぞみ乗車で最も安い往復手段です。
早特きっぷなので21日前までの予約が必要ですが、料金は下記の通り格安です。
- 新大阪 ー 新横浜:往復22,200円
21日前までの予約が厳しいなら、「EXのぞみファミリー早特」や直前まで予約可能な「EX予約」を利用するのがいいでしょう。
横浜ー大阪の往復料金を割引にするその他の方法
ここまで紹介してきた方法のどれも利用できないという人もいるかもしれません。
そんなときは、以下の格安きっぷも検討してみてください。往復割引と併用できるものもあります。

EXのぞみファミリー早特(往復割引なし)
EXのぞみファミリー早特は名称の通り、のぞみに乗車可能な早特きっぷです。早特なので3日前までの購入が必須ですが、のぞみ料金が格安です。
ただし、EXのぞみファミリー早特は以下の通り制限も多いチケットです。
- 3日前までに予約
- 2人以上の乗車
- 土休日の乗車限定
条件があえば、お得に旅行できます。
- 新横浜 ー 新大阪:往復24,460円
EX早特21(往復割引なし)
EX早特21は、EXサービス(エクスプレス予約、スマートEX)の会員になると利用できる早特きっぷです。
名称の通り、21日前までの購入が必須ですが、スマホアプリ「EXアプリ」などからも簡単に予約・変更できるので、比較的使いやすいきっぷです。
前もって予定が決まっている際に、お得に利用できる早特きっぷです。
- 新横浜 ー 新大阪:往復22,200円
エクスプレス予約(EX予約)+往復割引併用可
エクスプレス予約(EX予約)サービスはJRの有料会員サービスです。登録が必要です。年会費は1,100円。
エクスプレス予約を利用すると通常料金から約1割引きになります。
エクスプレス予約(EX予約)のメリットは下記の通り。
- 直前予約でも割引率が大きい
- のぞみに安く乗れる
- お盆・年末年始・GWもおトクな会員価格
回数券よりも安くなるので、頻繁に新幹線を利用する人は有料会員になる価値はあります。
往復割引との併用も可能なきっぷですが、新横浜ー大阪間では往復割引はききません。
e特急券+往復割引併用可
e特急券は、エクスプレス予約限定で購入できるチケットで、新幹線特急券が割引価格になります。スマートEXでは購入できません。
e特急券は往復割引などと組み合わせ可能で新幹線料金を安くできますが、同じ会員限定サービスなら「EX予約」や「EX早特21」の方が割引率も高いですし、ペーパーレスで使いかっても優れているので、こちらを利用することをおすすめします。
いずれにせよ、利用シーン、利用者は限られます。
往復割引との併用も可能なきっぷですが、新横浜ー大阪間では往復割引はききません。
回数券・金券ショップ(往復割引なし)
格安チケットといえば、金券ショップが真っ先に思い浮かびますが、思っているほどお得ではありません。
金券ショップで売っているのは回数券のバラ売りですので、割引率は約3〜5%程度です。また、新幹線の回数券が設定されていない区間もありますし、お盆・年末年始・GWは使用できません。
しかし、当日手軽に割引を受けられる回数券はやはり人気です。団体旅行する場合や特定区間の新幹線を頻繁に利用する人は購入しておいてもいいでしょう。
新幹線の回数券は、短距離区間なら自由席、中長距離区間なら指定席に設定されています。
往復の場合は、2枚使います。もちろん往復割引はありません。
- 新横浜 ー 新大阪:往復27,080円(指定席)
スマートEX+往復割引併用可
スマートEXはJRの無料会員サービスです。登録が必要です。
スマートEXを利用すると通常料金から200円引きになります。
無料のスマートEXはそこまで割引率は大きくありませんが、区間によってはEX早特なども利用できるので、会員登録しておいて損することはありません。
EXアプリというスマホアプリをインストールしておけば、いつでもどこでも簡単に新幹線の予約ができます。新幹線によく乗る人は必須です。
往復割引との併用も可能なきっぷですが、新横浜ー大阪間では往復割引はききません。
学割+往復割引併用可
JR指定の中学・高校・大学や専修・各種学校の学生なら学割が利用できます。
営業キロ数が101キロ以上の区間の乗車券が2割引になります。特急券は割引になりません。
往復割引との併用も可能なきっぷですが、新横浜ー大阪間では往復割引はききません。往復で宿泊する場合などは、新幹線パックの方がお得になる可能性が高いです。
障害者割引+往復割引併用可
身体障がい者および知的障がい者は乗車券が半額になります。特急券は割引になりません。
身体障害者手帳または療育手帳の記載が「第2種」の場合は本人のみ、「第1種」の場合は同伴の介護者も割引になります。往復割引、乗り継ぎ割引等も併用できるので該当する人は利用しない手はないです。
ただし、往復で宿泊する場合などは、新幹線パックの方がお得になる可能性が高いです。
往復割引との併用も可能なきっぷですが、新横浜ー大阪間では往復割引はききません。往復で宿泊する場合などは、新幹線パックの方がお得になる可能性が高いです。